On Rotary Club

ガバナープロフィール


北中 登一   (きたなか といち)
所属クラブ大阪狭山ロータリー・クラブ


ロータリー歴

1983年9月     松原ロータリークラブ入会
1988〜90年    地区青少年交換委員
1991〜94年    地区青少年交換委員長
1995〜98年    地区青少年交換委員長
1996年7月     羽衣ロータリークラブに移籍
1999年       第90回RI国際大会(シンガポール)にてSAA
2000年       第91回RI国際大会(ブエノス・アイレス)にてSAA
2000〜02年    地区青少年交換委員長
2003〜04年    羽衣ロータリークラブ会長
2004年4月     第95回RI国際大会(大阪)青少年交換副委員長
2008年〜09年   ガバナー補佐
2010年6月      羽衣ロータリークラブを退会
2011年1月      大阪狭山ロータリークラブ入会
2011年7月      ガバナー・ノミニー就任
2011年11月     ガバナー・エレクト就任(RI会長の任命)
2012年7月      ガバナー就任
※ マルチプル・ポール・ハリス・フェロー(6回)
※ ベネファクター(2回)
※ 米山寄付 米山功労者(5回)




ガバナーメッセージ


                   二つの奉仕理念

1.職業奉仕の理念 One profits most who serves best

『職業奉仕』の重要性 資本主義は基督教の社会、中でも倫理的な教えの厳しいプロテスタント社会から生まれてきた。初期の資本主義の担い手は敬虔プロテスタントだったわけで、マックス・ウェーバーによれば、彼らは基督が教える隣人愛を貫くために、厳しい倫理規範を守り、労働を尊びながら、産業活動で得た利益は社会の発展のために活かすという事をモットーにしていた。従って事業活動においては誰から見ても正しい方法で利益を追求しなければならず、又、その最終目的はあくまでも社会に役立てる事にあった。
つまり世のため人のためという利他の精神が、私益よりも公益を図る心が、初期の資本主義の倫理規範となっていた。
自らに向けては、おのれを律する厳しい倫理を、外に向けては、利他という大義を自分たちの義務としていたのである。その結果、資本主義経済は急速の発展を遂げる事となる。 我が国でも、江戸中期の思想家、石田梅岩は、『商人の売利は武士の禄と同じ』と述べ、商人が利を得る事は、武士が禄をはむのと同じ正当な行為であり、決して恥ずべき事ではない、と商人を励ましている。
『利を求むるに道あり』という言葉があるが、利潤追求は決して罪悪ではない。ただし、その方法は人の道に沿ったものでなくてはならない。どんなことをしても儲かればいいというのではなく、利を得るにも人間として正しい道を踏まなくてはならないと、商いにおける倫理観の大切さを説いたのである。
『誠の商人は、先も立ち、われも立つことを思うなり』梅岩の言葉ですが、要するに、相手にも自分にも利のあるようにするのが商いの極意であり、そこに『自利利他』の精神が含まれていなくではならないと、述べている。
職業奉仕は、根の部分、ロータリーの根幹を形成するものである。『根浅ければ、即ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る』の譬えのように、職業奉仕をしっかり理解し、実行して行く限り、やがて花が咲き、実がなるであろう。曾てPaul Harrisは言った、『from tiny acorns, big oak trees will grow』と。

四つのテスト
  1.真実かどうか
  2.みんなに公平か
  3.好意と友情を深めるか
  4.みんなのためになるかどうか


2.人道的奉仕の理念

 五大奉仕
  1.クラブ奉仕
  2.職業奉仕
  3.社会奉仕
  4.国際奉仕
  5.新世代奉仕

ロータリー学問をするために、ロータリーに入会するのではない。奉仕をする為に、入会するのである。奉仕とは何か、世のため、人の為になる事を実践する事である。さすれば、如何に実践するか、その行動の仕方を学ぶ、まねて行く所に、ロータリーの神髄がある。
霧の中を行けば、覚えずに衣湿るというが、真のロータリアンの日々の行動から、まねて行くのである。ロータリーを学ぶという事は、自己を学ぶ事である。自己を学ぶという事は、自己を忘れる事である。

<クラブ奉仕>

日本では、会員減少に歯止めがかからない。何故か。原因の追求が喫緊の課題である。
会員増強・維持  目標:純増3%、3年間維持

  a.会員を増やす・・・ロータリーの魅力を説明し、勧誘に努める
   ターゲットとして、女性会員・団塊世代・若年層・ 一旦退会したロータリアンを再入会
  b.会員の現状維持・・・会員の孤立化を避ける、会員の特質を活かす努力
  c.クラブ拡大

<社会奉仕>

 地区方針「奉仕を通じて幸せを」
  ・平和に関する卓話、会議、討論会
  ・地域社会との連携、協力

 就職支援活動

 結婚相談

 保健(医療)
  1.禁煙活動
  2.がんの予防
  3.メタボリック・シンドローム
   心疾患・糖尿病・脳血管障害
  4.加齢に伴う疾患対策:聞こえの悪さと耳なり、骨粗鬆症に伴うめまい
  5.白内障
  6.精神的疾患(自殺の問題、リスト・カット、鬱病、その他)
  7.高齢者対策の見直し(高齢化時代に、如何に対処するか) 65歳以上でも働く「意欲と能力」
   のある人は高齢者と認めず、現役世代に組み入れるという政府の選択
  8.認知症との関わり
  9.花粉症対策
  10.HIV対策
  11.献血運動

 貧困
  ・相対的貧困について(生活保護者の増加)

 人口問題
  ・少子化への対応
  ・団塊世代の増加

 環境保全
  ・地域社会の美化運動
  ・緑を増やす運動:花壇の設置(プランター)、季節の花の提供、花一杯運動
  ・ポイ捨て防止運動
  ・排気ガス対策
  ・交通規則厳守の徹底

 識字率
  ・正しい言葉の使い方、話し方
  ・正しい漢字の書き方、読み方
  ・読書の習慣
  ・本の寄贈

 慈善事業
  ・地域社会、地域の学校(Interacter)を取り込んだ催しの実施
  ・ダンスパーティ
  ・音楽会の開催、鑑賞等
  ・各種スポーツ大会支援


<国際奉仕>

 国際社会奉仕プロジェクト
  ・姉妹クラブとのジョイント事業
  ・財団資金(新地区補助金、グローバル補助金、パッケージ・グラント)を使用しての事業
  ・VTTその他
  ・海外への本の寄贈:日本の紹介

 ロータリー友情交換


<新世代奉仕>
  1.ライラ(青少年指導者養成プログラム)
  2.インターアクト
  3.ローターアクト
  4.青少年交換事業
   RIテーマ『奉仕を通じて平和を』を推進する上で重要な事業


<ロータリー財団委員会>
  1. 財団への寄付
    ・年次プログラム基金 毎年あなたも100ドルを
    ・恒久基金
    ・使途指定寄付(ポリオ・プラス基金等)
    ・その他(冠名基金等)
  2. Future Vision Plan ?世界でよいことをしよう
    ・for the purpose of doing good in the world
    ・in charitable, educational or other avenues.
    ・2013〜14年度から全世界で実施
    ・2012〜13年度は、出来るだけ早期に準備の事
  3. 補助金の構成 ?新地区補助金とグローバル補助金 (6つの重点分野のみ)
    ・クラブ及び地区計画補助金
    ・パッケージ・グラント
  4. ロータリー平和フェローシップ
  5. ポリオ・プラス・プログラム

<公益財団法人 米山記念奨学会>
全国のロータリアンからの寄付金を財源として、日本で学ぶ私費留学生に奨学金を支給し、支援する国際奨学事業

<国際大会への参加>
2013年6月23〜26日 ポルトガル(リスボン)

<地区大会記念ゴルフ大会>
2012年10月22日(月曜日)天野山カントリークラブ

<地区大会>
2012年10月27日(土曜日)スターゲイトホテル関西エアポート
2012年10月28日(日曜日)国際障害者交流センター ビッグ・アイ(堺市)



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